
雁茗 は、別名「雁蕩毛峰」、「雁蕩雲霧」。炒められた緑茶の一種。清明と穀雨の間に摘み取りしなければならない。一芽一葉か一芽三葉の若葉で作られる。緑の色で、いい香りがし味がとてもうまい。明代から「雁(蕩)山五珍」に並べられている。 言えば、雁(蕩)山は一番」と書いてあるが、過言ではない。雁茗は、宋、明、清の三代とも、貢品(宮廷への献上品)に定められていた。1954年に国家名茶に選ばれ、全国中に名を馳せている。
雁茗は龍湫背、元宝心、蓮花洞と雁湖岡など、山が高く霧が多いところに産出される。湿度が高く、香灰土が栄養に富んでいるので、茶の木が勢い良く生長する。芽が太く、汁がたっぷりで、品質が優れている。科学的な分析によると、その茶には多種のビタミン、カフェイン、アミノ酸、クロロフィルとセレニウムなどが含まれ、元気を回復させて、酔いを醒まし、生臭みを取り除き、消化を助け、癌を予防し、長生きにするといった働きがあるということである。
名山には名茶。雁茗はその優れた品質と特色のある姿で、国内外で名を揚げる。龍湫泉の水でお茶を入れて、ゆっくりと賞味すると、「微かな香りがきゅうすの天地に移る」という感じがする。
|