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仙橋景勝区

雁蕩山の一番北側にある仙橋景勝区は、仙人の王子晋が鶴に乗って飛来したところだそうである。たくさんの観光スポットがこの仙人と関わっている。たとえば、仙橋、仙亭、仙人洞(北石梁洞)、笙吹き峰、仙亭山、丹竈岩、石碁秤などである。百平方キロの景勝区内は、隅々まで仙気が漂っている。渓流は仙渓と、湖は龍湖と言う。湖の中に神島や仙山がある。また崖を飛び降りて死んだ仙姑という貞女がいて、彼女が隠れた石の洞窟が仙姑洞と言う。佛様が敬うべきで、神様がおろしい、仙人が親しい。人々が一番好きなのは仙人である。仙人は人間が自身を超える欲望の産物で、昇華された人間である。だから、仙境というのは、即ち人間の世界であろう。渓流が流れ、竹の道が奥まで伸びて、天上から人間の声がし、雲の中で鳥が鳴り、仙境といっても人間の世界といってもいいのだろう。「桃花源」のその農民さんが、他人からみれば神様であろう。

仙橋景勝区== 北石梁洞

北石梁洞は自然の洞窟で、「仙人洞」とも言う。

北石梁洞の上には、龍岩、獅子岩、鯉岩、「月を眺める兎」などの観光スポットがある。泉の水の滝が流れ落ちて、清らかで甘い。洞窟の中に木造の殿宇三軒と家屋や厨房など数軒が建てられている。殿宇に子送りの観音、如来仏、福の神と文曲星が供えられている。

200年前の施元孚の「雁蕩山誌」の中には、まだ洞窟に建物があることについての記録がない。清嘉慶年になってから「仙人洞」を建てかかった。ずいぶん昔からもう荒れて、いまの建物が1989年に建てられたものである。

王子晋が橋の上で笙を吹いて、ここで休んだことがあるという伝説から、「仙人洞」と名づけられた。


仙橋景勝区== 仙姑洞

仙姑洞は曲尺状の洞窟である。その中に煉瓦、木、石で造られた三階建ての建物があり、主に道教の行事などに使われる。二階には三本の石碑があり、すべて清の時代のものである。両側の石碑は風景のもので、中央の石碑には清光緒二十二年の皇帝の令状が彫られてあり、標題が「欽旌貞烈 李姑碑記」で、それで李玉蓮という女の子に貞女という別称を恩賞した。年月が立ったため、文字がもうはっきりしていない。三階は煙が立ちのぼり、中央に三代の清の祖師を供えられている。右側には仙姑の塑像がある。

仙人洞は清宣統元年に切り開かれ、咸豊年に正式的に開発された。

伝説によると、清咸豊辛酉年(1861年)、台州臨海の李公の娘、李玉蓮という女の子が仙人洞に避難して、清同治甲子年(1864年)、強盗達に侮辱されないように崖を飛び降りて死んだ。死んだ時は、きちんと座っていて、平気な顔をしていた。それを知った光緒皇帝は令状を下して「貞女」を恩賞した。それから人々は彼女のことを「仙姑」と敬意を込めて呼んだ。そしてこの洞窟に「仙姑洞」の別称をつけて、死んだところに「仙姑墓」を建てた。

仙姑洞の中では、多種多様な崖が幻の境地を作り出し、外では険しい山や崖が重なり合っている。少し離れたところに「仙姑墓」がある。

場所:浙江省楽清市雁蕩山雁山路88号 郵便番号:325614
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